五十肩施術

五十肩とは？50代に多い症状であるということからついた通称です。実は正式には「肩関節周囲炎」という病名です。肩関節は球関節で他の関節より圧倒的にいろんな方向に動く関節です。でも、たくさん動くがゆえに筋肉や腱板、滑液包、関節包などの様々な組織に負担がかかりやすいとも言えます。五十肩と言っていますが60代以降の方でも発症します。ただ、60代以降になると腱板自体が擦り切れて炎症が起こることが多い傾向にあります。

実は、五十肩の原因は明らかでないことをご存知ですか。画像では特に異常を認めないのです。
ただし、鑑別診断をしなければいけない疾患があります。
・腱板断裂
・石灰性腱炎
・肩峰下インピンジメント症候群
・肩峰下滑液包炎
・上腕二頭筋長頭腱炎
・頚椎症
・胸郭出口症候群
・虚血性心疾患などから生じる関連痛

これらを除外したうえで、明らかな原因がないものとします。

日常生活動作が困難になります。例えば、衣服の着脱や結髪、結滞（腕を腰のほうに回す動作）など。
肩から腕にかけての運動時痛。安静時痛や夜間時痛も出現します。夜間痛は痛い方の腕を下にして寝たり、寝返り時の痛みが特徴的です。

腱板断裂は非常に五十肩と間違われやすいのが特徴です。症状も夜間痛や髪を洗う動作などが難しくなります。

五十肩との違いは、腱板断裂では自分で腕を挙げることができないが他人や自分の片方の手で支えれば挙がることです。一方、五十肩の場合は自分でも他人があげようとしてもあがりません。

五十肩と腱板断裂にはこのような違いがあります。よくあるのは、五十肩と思い接骨院や整体院で施術をうけていたが一向に良くならず、病院にいってＭＲＩや超音波検査をうけて断裂しているとわかるケースです。

酷い場合は手術になります。ただし、怪我以外は腱板断裂に急になることはないのでやはり普段の身体の使い方や姿勢が大きな要因にはなります。

病院での治療では、主に3つの段階で分けられます。
・急性期
・慢性期
・回復期
まず、急性期は最も痛みが強い時期です。じっとしていても痛みがあり、かなり辛い時期です。痛くてほとんど動かすこともできないので痛みのない範囲で動かしたり、筋肉の痙縮を軽減させます。また、痛み止めの服薬や湿布、注射などの薬物療法をおこないます。日常では、患部を安静にし保温にも注意します。就寝時の痛み（夜間痛）の対策として痛い方の肩の下にバスタオルや枕をひくことで痛みを軽減したりします。

次に慢性期です。慢性期になると痛みは軽減してきます。しかしながら、腕の動きはかなり制限があります。しかしながら、この時期には多少の痛みなら動かしたほうがいいと言われています。なぜなら、この時期に動かしておかないと可動域制限が改善しづらくなてしまうからです。ストレッチや運動療法を積極的におこなうことが推奨されます。

最後に回復期です。この時期になると腕の動きも改善し痛みも消失していきます。この時期も慢性期と同様に可動域の改善のために積極的に運動をおこなっていかなければなりません。

はい。整体院・鍼灸院どちらでも改善可能です。痛みを緩和するための施術や可動域改善のための施術を行います。整形外科でのリハビリなどに満足がいかずに整体院や鍼灸院などに行かれる方がたくさんおられます。当院では慢性期・回復期での改善例がたくさんあります。（急性期では痛みの程度によって改善が芳しくないこともあります）

どこに行けば良くなるのかな？と治療院選びに迷われておられるなら当院にお任せください。当院では、お客様の不調の原因を徹底的に究明していきます。そして、原因部分の骨格や筋肉のバランスを整え、神経の働きを改善していきます。足先から頭の先までのバランスを考え施術をしていきます。そうすることで、その場で楽になるだけでなく、後からもさらに身体が楽になっていきます。自然治癒力が発揮されるからです。自然治癒力が発揮されると、施術が終わった後からもさらに、不調が改善される傾向になります。当院に来られた方のほとんどが施術の次の日や3日後くらいに急に身体が楽になったとおっしゃいます。それが当院の施術の特徴でもあります。それに加えてセルフケアの方法やコツをしっかりとお伝えします。そうすることで、ご自身の自然治癒力が最大限に発揮され五十肩などの不調も改善に向かいます。実際に当院を利用することでたくさんのお客様に喜んでいただけています。もし、なんか信用できそうだなと感じていたいただけたなら、まずはお気軽にお問い合わせください。